池の中のかえる

かえるなりに、いろいろ考えてます

新幹線と北斗星と

北陸新幹線が開業し、なにやらそわそわしてる金沢。
引っ越して来た部屋の目の前に新幹線の高架があることもあり、
当然ながら、新幹線とは切っても切れない日常をすごしつつ10日程が経ち

昨日はお天気も良かったし、ぷらっとサイクリングがてら、
津幡の新幹線の見える丘公園に。
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部屋からも頭だけ見えたり、山側環状線走ってる時に、見たりはしたけど、どんなもんか気になるしね。
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やっぱ速いね、一瞬やね
まだ1週間やし、かなり人もたくさんやったし、ほとぼり覚めたころにまたゆっくり来ようと思いつつ。

北陸新幹線開業で、いろいろと思い出がよみがえった。
ちなみに、新幹線開業前日、寝台特急「北斗星」の定期運行がラスト。
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NHKニュース9でも生中継されてた。

約20年前、大学に入学してすぐの頃、金沢に帰省した時に、
中高時代の幼馴染の男友達が、
「俺んち新幹線来るし、立ち退きになれんけど、新居を二世帯にするか親に相談された。」
と妙にリアルな打ち明け話をされたのが、強烈に思い出に残っていて。
まだ将来これからって時に、難しい選択を迫られたもんだと、
長男は大変やなあなどと、思った記憶があって。
その頃は、まだ新幹線なんてものも夢物語みたいな感じやったしね。

その後まもなく、私は学生時代にしかできないだろうと、一人旅を思い立ち、北海道を目指すことに。
北海道大学に行ってた先の幼馴染をあてにして、別の友人が函館にいたりしたこともあり、
そんなら「北斗星」に乗ろう!という目標も立て、
静岡から周遊きっぷを頼りに、てくてく北海道へ電車旅

人生初めての一人旅、ほんとにいろんなことがあって、刺激的な旅になりました。
レンタカーを借りたら、大雪になり、雪道に突っ込んで車へこまして、私もへこみ、
道を尋ねたご老人になぜか気に入られ、お寿司をおごってもらったり、
洞爺湖に行ったら、静岡まで帰るまでの大事な周遊きっぷをなくし、途方に暮れてたら、
駅員さんが見つけてくれて、万事休すだったり・・・・。
私にとっては、何もかもがドラマチックで未体験なことばかりだった旅のクライマックスが、
「北斗星」で上野に帰ってきたこと。 

寝台列車の乗り心地は決していいもんではなかったけれど、なんだか感動したもんです。
まさに非日常って感じなんやろな。
結局乗ったのは一度だけやったけど、とっても思い出深くて、
北斗星がなくなってしまったことがなんだか切なくて
そのせいか、その一人旅した時の思い出が次々よみがえってきて。

北大に行ってた幼馴染とも、5年くらい前に連絡取ったきり、音信不通。
彼も東京で就職し、バリバリ仕事し、あちこち海外出張も多かったし、
今頃海外を飛び回ってるんじゃないのかな、そうだといいんだけだれどなんて。
金沢に新幹線が開通したなんて知らんかもしれんなあ~としみじみ思ったり。

新幹線が来て、ウキウキしつつも、
いろいろ思い出し、ちょっこし切ないような気持ちになったりもして。
新幹線じゃ、北斗星に乗ったときみたいなドキドキはないんだろうし。

ま、20年も歳とると、長時間の移動はしんどいし、乗換は億劫やし、
そうはいっても、ラクチンよね北陸新幹線バンザイ
いろんな人が金沢に来てくれるのもうれしいし
ただ、新幹線のせいで、出張命令が多くなるのがね・・・
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無事☆カエル

出稼ぎから、無事に金沢にかえってきました
久しぶりに、PCからの更新です。

昨日、約3ヶ月半の酒造りの仕事が終了
会社の方々や杜氏さん達ともお別れし、
昨日はとりあえず岐阜の親戚のところまで行きました。

天気予報では、北陸が雪だというので、
今朝は早々に岐阜を出発し、金沢へ向かいました。

予想通り、福井に突入した途端に雨が段々雪に
まさか3月にこんなに降るともおもわず、
車のタイヤはノーマルのままで・・・

雪はどんどん激しくなり、道路も白くなってきて、おっかない
金沢で高速を降りる時には、富山方面へはチェーン規制の表示がありました。
ドキドキのドライブながらも、なんとか無事に家にたどり着きました

到着時は、積雪はありませんでしたが、みるみるうちにあたりは真っ白。
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荷物の片づけをしている間に、こんなに積もるとは

帰ってくるなり、北陸の冬の厳しさに出迎えられましたが、
雪がひどくなる前にたどり着けてひと安心。
やっぱり地元はいいものです。

車ものれんし、外も寒いので、
しばらくは片付け物をしながら、家でのんびりします
とりあえず、ご報告です。

テーマ:今日の出来事。 - ジャンル:日記

火入れしました

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今日は、酒造りの最後の仕事ととも言える「火入れ」。

ろ過した生酒を、70℃ほどに熱して、
酵素パワーを失活させる意味と火落菌という乳酸菌の仲間をやっつける意味があります。

ここの蔵では、米を蒸していた釜をわかして、
そこに酒が流れる蛇菅というものを入れるやり方です。
まあ、燗酒を大量に作るようなものです。

造った酒の量も少ないのと、
ここは生で貯蔵するものが多いので、今日1日で私らがやる火入れは終了です。

一般的に市場に出ている酒は、火入れをしてあるもの。
していないものが、いわゆる「生酒」です。
因みに、今回私ら蔵人が火入れしんかった残りの生酒は、
もちろん生酒として出荷されるものもありますが、
私らが帰った後に、会社の人が、生酒を瓶詰めして、瓶を火入れして出荷するものもあります。

なんだかややこしいのですが、
これで熟成の具合に違いが出てくるので、当然味わいも変わります。
私は、胃腸が弱いせいか、
生酒を飲みすぎると調子が悪くなるので、生酒が苦手。
どちらかというと、生酒のフレッシュなのよりも、
火入れして、じっくり熟成した旨みがある方が好み。

楽しみ方は色々です。

炭素が苦手

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昨日と今日は、搾った酒をろ過する作業。

搾ったままの酒は、オリなどもあるので、
ろ過器を通して余分な成分を除いてしまいます。

この時に、酒についた色やら雑味をとり除くために、
あらかじめ酒に炭素を添加しておくものがあり、
炭素も一緒にろ過。
炭素を入れると見事に黄色い酒が透明になるし、くどさもなくなります。

でも、私はこの炭素ろ過した酒の味がなんとなく苦手です。

もちろん、ろ過して綺麗になった酒が好きな人はたくさんおるし、
あくまで私の好みなのですが。

単に、前の蔵では、
最初から炭素ろ過の必要がない綺麗な酒を造ることが前提やったから、
炭素ろ過なんてー!っていう先入観もあるかも。
まあ、炭素ろ過は一般的にどこの蔵でもやっとるやろうし、
特別なことではないのだけど、
なんとなく罪悪感のようなものを感じてしまいます。
ろ過して誤魔化してしまえ…というような。
まあ、この辺りは色々意見が別れる所でもありますが、
お客さんに納得してもらえばいっかってことで。

因みに、「無ろ過」とは、
炭素に関係なく「ろ過」をしてないお酒のこと。
搾ったままの酒を詰めたものです。

最後の搾り

ようやく、本日最後のもろみの搾りが済みました。
もろみがなくなってしまうと、本格的に酒造りが終わったー、
と言う気分になります。

あとは、搾った酒をろ過して、火入れをするだけ。
のはずなんですが、それが果たしていつ終わるのやら…。

ただ今、ろ過するためのフィルター待ちで。
こいつのせいで、仕事が進まずじまいな調子。

そんな訳で、昨日は午後からフリータイムになったので、
箱根をぐるりとドライブしてみました。
津波の影響か、車もいつもより少ない感じ。
特に渋滞がなければ、30分ほどで箱根に来れます。
午前中は雨やったので、箱根は霧がすごかったですが、
山を越えると、芦ノ湖は快晴で気持ち良かったです。

途中で日帰り温泉に立ち寄ると、
他にお客がおらず、まさに貸し切り風呂でラッキー♪
久々に、足を伸ばして風呂に入れただけで満足。

三時間ほどのドライブでしたが、
久々に遠出をして、少しリフレッシュできました。

おかげで、少しは元気も出たかと。
仕事が暇なのも、今は慌てずゆっくりやれってことやな、
と開き直ってみたり。
これからのことをじっくり考える準備期間てことね、なんてね。
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